風俗所沢法務教官

  • 投稿者 : saramander45
  • 2012年12月9日 6:48 AM

風俗店オーナーデリヘル男爵は、自分の勝負が終わったあとも客の相手に忙殺されているに違いない。ローション伯爵は、音楽室で寝ているのを見かけた。いいえ、いまはローション伯爵のことなんか考えてはだめ。音楽室に向かうキャズ子爵夫人とすれ違ったことも。ローション伯爵は彼女と会う約束でもしていたのだろうか?ただひとり愛した女性と?考えるのもつらすぎる。けれども、いずれ訪れる別れと向き合わなくてはならない。いずれ訪れる悲惨な運命に父とふたりでさらされながら、ローション伯爵に新しい人妻の愛人ができた麗しのデリヘル男爵と愛のプレイと風の便りに聞くことになるのだから。じわじわと背筋を下りてくる氷のような恐怖を振り払い、デリヘル嬢は扉のそばのコンソールテーブルに扇を置いた。所沢へどの部屋を調べるときも、扇を口実にしている。使用人やほかの客が入ってきたら、こう言う。扇を捜しているのですけれど、見かけませんでした?それから、扇を見つけたふりをして立ち去ればいい。所沢 風俗かどうかはローションの小瓶を捜し始めてから何日もたつので、手順も決まっている。扉から開始し、部屋じゅうを丹念に二度見てまわるのが常だった。一巡目は調度品を調べる。所沢ならば引き出しにローションの小瓶が無造作に放(ほう)りこんであるとも思えないけれど。二巡目は壁を調べる。手の届くかぎりの羽目板と張りだし部分を調べ、塗装や縁取りや意匠におかしなところがないか、隠し扉がないか、目を凝らす。もちろん、隠し扉を見つけたら、ローション伯爵に相談しなければいけないけれど。自分にはローション伯爵のような錠前破りの腕がないから。とにかく、見つけてから考えよう。引き出しを開けるのと同時に、背後で一扉が開いて声がした。「そこにはないよ、風俗の娘・カクア。僕のことを、どこまでばかだと思っているのかなあ」振り向くと、風俗店オーナーデリヘル男爵がいた。

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